リスクマネジメント

CROメッセージ

ステークホルダーから持続的な信頼を得るために

上口啓一

昭和電工グループは、最高リスク管理責任者(CRO)を中心としたリスクマネジメント体制を構築しています。他方、昨今も企業における不祥事が絶えないことからも、企業統治(ガバナンス)の重要性は一層の高まりを見せております。

2017年は、当社グループである昭光通商(株)子会社の取引に関連して調査が必要となったため、当社の決算発表が遅延し、株主さまをはじめとする関係各位にはご心配とご迷惑をお掛けする事態となりましたことを深くお詫びいたします。当社は昭光通商(株)での改善施策に全面的に協力、支援するとともに、今後はグループ全体のリスク管理機能の強化を重要課題として捉え、内部統制のさらなる充実を図ってまいります。

また、当社グループでは、コンプライアンスや労働安全、製品品質など、企業活動に関わるさまざまなリスクを有していますが、これらのリスクを極小化すると共に、リスクが顕在化した際の影響を最小限に止めることが求められています。

当社グループでは「社会正義と企業倫理の遵守」を経営の最重要事項の一つと位置づけ、コンプライアンスを基本とした経営を進めています。当社グループ全員が、安全やコンプライアンス・企業倫理に対する感度をさらに高め、発生しているリスクにすばやく対処し、改善につなげる活動に結び付ける、企業風土づくりを進め、リスクマネジメントをさらに向上させてまいります。

リスクの棚卸

当社グループは毎年、海外拠点を含めたグループ全体でリスクの棚卸を行っています。リスクの棚卸は、(1)リスクの抽出、(2)影響度評価、(3)対策立案、(4)対策実施・確認の手順で行っており、各部署で抽出されたリスクの中から共通的なリスクについて全社的対策を立案・実施しています。漏れのないリスクの抽出は重要であり、2017年は、情報漏洩など抽出の視点を示した「抽出強化項目」を設定し、リスクの棚卸を実施しました。

■ リスク棚卸の進め方

リスク棚卸の進め方

TOPIC 情報セキュリティリスク

当社グループは情報に関わるリスクへ適切に対応するため、情報セキュリティ規程および個人情報管理規程を制定しています。これらを浸透させるため、e-ラーニングやサイバーセキュリティ月間での啓発活動など、あらゆる機会を利用しています。なお、海外グループ各社の情報セキュリティ強化にも継続的に取り組んでいます。
昨今の脅威である標的型攻撃に対しては、(一社)日本化学工業協会や石油化学工業協会の活動に参画し最新情報を取得するとともに、訓練を定期的に実施し意識向上によるリスク低減を進めています。
また、2018年にサイバーセキュリティ体制強化への取り組みを開始しました。

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