2017年 決算概要

経営成績

(単位:億円)
売上高 前年同期比
272
営業利益 前年同期比
168
経常利益 前年同期比
160
親会社株主に帰属する四半期純利益 前年同期比
136
一株当たり四半期純利益 前年同期比
95円72銭

当第1四半期(平成29年1月~3月)のわが国経済は、輸出・生産面に持ち直しの動きが見られ、好調な雇用環境を背景に個人消費も持ち直しの動きが見られるなど、景気は緩やかな回復基調が続きました。対米ドル円レートの安定化を背景に企業収益は改善しました。海外経済は、米国では景気の回復が続き、欧州も一部に改善の遅れが見られるものの緩やかに回復しました。中国では景気の持ち直しの動きが見られ、ASEAN諸国でも緩やかな景気改善の動きが見られました。ロシア、ブラジル等の資源国・新興国は景気は底を打ち改善の兆しが見られました。

石油化学業界においては、オレフィン等製品価格は原油価格上昇の影響を受け上昇し、国内生産は堅調なアジア需要を背景に高稼働が続きました。電子部品・材料業界は、PCの出荷は前年同期比小幅に増加し、スマートフォン向けなど半導体の生産は国内外で増加しました。

このような情勢下、当社グループは中期経営計画「Project 2020+」を平成28年より推進しております。当社グループの持続的成長に向け、「個性派事業」の拡大・強化を図るとともに、事業構造の変革を進め収益基盤の強靭化を推進し、企業価値の向上を図ってまいります。

当第1四半期の連結営業成績につきましては、売上高は、石油化学セグメントが前期のサンアロマー株式会社の連結子会社化により大きく増収となるなど、全てのセグメントが増収となり、総じて1,831億93百万円(前年同期比17.4%増)となりました。

営業利益は、石油化学セグメントはアジア需給の逼迫を背景に製品市況が改善し、エレクトロニクスセグメントはハードディスクの出荷増によりそれぞれ大幅な増益となり、化学品、無機、アルミニウムの各セグメントも増益となり、総じて196億98百万円(同589.3%増)となりました。

経常利益は177億11百万円(同957.3%増)となりました。これにより親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期に比べ法人税等は増加したものの、145億53百万円(同1,495.0%増)となりました。

セグメント別状況

セグメント別売上高

(単位:億円)
石油化学 前年同期比
217
化学品 前年同期比
12
エレクトロニクス 前年同期比
34
無機 前年同期比
7
アルミニウム 前年同期比
16
その他 前年同期比
6

セグメント別営業利益

(単位:億円)
石油化学 前年同期比
91
化学品 前年同期比
6
エレクトロニクス 前年同期比
41
無機 前年同期比
19
アルミニウム 前年同期比
13
その他 前年同期比
0

【石油化学セグメント】

当セグメントでは、第1四半期のエチレン、プロピレンの生産は、コンビナート内誘導品プラントの定期修理が重なった前年同期に比べ増加しました。

オレフィン事業は、原料ナフサ価格の上昇を受けた製品価格の上昇により増収となりました。有機化学品事業は、酢酸ビニル等の市況改善と出荷増等により増収となりました。また、前年下期よりサンアロマー株式会社を連結子会社としております。

この結果、当セグメントの売上高は646億5百万円(前年同期比50.4%増)となり、営業利益は105億64百万円(同598.7%増)となりました。

【化学品セグメント】

当セグメントでは、第1四半期の液化アンモニアの生産は前年同期に比べ増加し、電子材料用高純度ガスの生産も増加しました。

基礎化学品事業は、クロロプレンゴムは米国向け等輸出が堅調に推移し、アクリロニトリルは市況が上昇し、液化アンモニアは火力発電の脱硝用途に向けた出荷増により、それぞれ増収となりました。機能性化学品事業は、国内自動車向け出荷増で小幅増収となりました。情報電子化学品事業は、半導体・液晶業界の増産に伴い電子材料用高純度ガスの出荷が増加し増収となりました。産業ガス事業は小幅に減収となりました。

この結果、当セグメントの売上高は333億49百万円(前年同期比3.8%増)となり、営業利益は31億33百万円(同23.2%増)となりました。

【エレクトロニクスセグメント】

当セグメントでは、第1四半期のハードディスクの生産は、PC 向け出荷の安定化、データセンター向け出荷増により前年同期に比べ増加しました。

ハードディスク事業はこれによる販売数量増により増収となりました。レアアース磁石合金・化合物半導体は前年同期並みとなりました。当期よりその他セグメントから移管したリチウムイオン電池材料事業は、中国向け出荷が減少し減収となりました。

この結果、当セグメントの売上高は296億74百万円(前年同期比12.9%増)となり、営業利益は60億13百万円(同209.7%増)となりました。

【無機セグメント】

当セグメントでは、第1 四半期の黒鉛電極の生産は、鉄鋼業界の改善基調を受け前年同期に比べ増加しました。

黒鉛電極事業は、米国等の需要回復に伴い出荷が上向き小幅増収となりました。セラミックス事業は、鉄鋼・電子材料向け出荷が増加し増収となりました。

この結果、当セグメントの売上高は130億85百万円(前年同期比5.9%増)となり、営業損益は80 百万円の損失(同18億82百万円増益)となりました。

【アルミニウムセグメント】

当セグメントでは、第1 四半期のアルミ電解コンデンサー用高純度箔の生産は前年同期に比べ増加しました。

アルミ圧延品事業はエアコン・産機および車載向けアルミ電解コンデンサー用高純度箔の出荷が増加し増収となりました。アルミ機能部材事業は鉄道車両向け出荷増等により小幅増収となりました。アルミ缶事業はハナキャン社(ベトナム)の数量増により増収となりました。

この結果、当セグメントの売上高は235億84百万円(前年同期比7.3%増)となり、営業利益は15億29百万円(同578.6%増)となりました。

【その他セグメント】

当セグメントでは、昭光通商株式会社は小幅増収となり、売上高は320億17百万円(前年同期比2.0%増)となりました。営業利益は小幅な減益となる2億2百万円(同17.8%減)となりました。なお、当期よりリチウムイオン電池材料事業はその他セグメントからエレクトロニクスセグメントに移管しております。

財務状況

(単位:億円)
総資産 前年期末比
83
純資産 前年期末比
160
自己資本比率 前年期末比
1.5%

当第1四半期末の総資産は、営業債権は減少したものの、現金及び預金、棚卸資産等が増加し前期末比83億10百万円増加し9,410億8百万円となりました。負債合計は、営業債務の減少等により前期末比76億77百万円減少の6,137億90百万円となりました。当第1四半期末の純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、前期末比159億88百万円増加の3,272億18百万円となりました。

経営成績

(単位:億円)
売上高 前年同期比
535
営業利益 前年同期比
235
経常利益 前年同期比
145
親会社株主に帰属する四半期純利益 前年同期比
55
一株当たり四半期純利益* 前年同期比
38円65銭

*2016年7月1日付で普通株式につき10株を1株とする株式併合を行いました。一株当たり四半期純利益については、前期の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、株式併合後の株式数を基に算出しております。

当第2四半期(平成29年1月~6月)のわが国経済は、輸出・生産面が持ち直し、好調な雇用環境を背景に個人消費も緩やかに持ち直すなど、景気は緩やかな回復基調が続きました。対米ドル円レートの安定化を背景に企業収益は改善しました。海外経済は、米国では景気の回復が続き、欧州も緩やかに回復しました。中国では景気の持ち直しの動きが見られ、ASEAN諸国でも景気の持ち直しの動きが見られました。ロシア、ブラジル等の資源国・新興国は、景気は底を打ち改善が見られました。

石油化学業界においては、オレフィン等製品価格は原油価格上昇の影響を受け上昇し、国内生産は堅調なアジア需要を背景に高稼働が続きました。電子部品・材料業界はスマートフォン向けなど半導体の生産増に対応し、高水準の生産が続きました。

このような情勢下、当社グループは中期経営計画「Project 2020+」を平成28年より推進しております。当社グループの持続的成長に向け、「個性派事業」の拡大・強化を図るとともに、事業構造の変革を進め収益基盤の強靭化を推進し、企業価値の向上を図ってまいります。

当第2四半期の連結営業成績につきましては、売上高は、石油化学セグメントが前年下期のサンアロマー株式会社の連結子会社化により大きく増収となり、エレクトロニクスセグメントはハードディスクの出荷増により増収となるなど、全てのセグメントが増収となり、総じて3,721億93百万円(前年同期比16.8%増)となりました。

営業利益は、石油化学セグメントはアジア需給の逼迫を背景に製品市況が改善し、エレクトロニクスセグメントはハードディスクの出荷増によりそれぞれ大幅な増益となり、化学品、無機、アルミニウムの各セグメントも増益となり、総じて大幅増益となる350億27百万円(同202.9%増)となりました。

経常利益は、持分法適用会社であるインドネシア・ケミカル・アルミナ社(以下、ICA)に関して持分法による投資損失を計上したものの、増益となる222億38百万円(同187.2%増)となりました。

親会社株主に帰属する四半期純利益は、ICAに関して貸倒引当金繰入額等の特別損失を計上し、また、法人税等も増加しましたが、増益となる78億37百万円(同236.2%増)となりました。

セグメント別状況

セグメント別売上高

(単位:億円)
石油化学 前年同期比
379
化学品 前年同期比
52
エレクトロニクス 前年同期比
76
無機 前年同期比
17
アルミニウム 前年同期比
31
その他 前年同期比
20

セグメント別営業利益

(単位:億円)
石油化学 前年同期比
88
化学品 前年同期比
14
エレクトロニクス 前年同期比
74
無機 前年同期比
45
アルミニウム 前年同期比
18
その他 前年同期比
3

【石油化学セグメント】

当セグメントでは、第2四半期のエチレン、プロピレンの生産は、コンビナート内誘導品プラントの定期修理が重なった前年同期に比べ増加しました。

オレフィン事業は、原料ナフサ価格の上昇を受けた第1四半期を中心とする製品価格の上昇により増収となりました。有機化学品事業は、酢酸ビニル等の出荷増と市況改善により増収となりました。また、前年下期よりサンアロマー株式会社を連結子会社としたことにより増収となりました。

この結果、当セグメントの売上高は1,239億24百万円(前年同期比44.0%増)となり、営業利益は161億57百万円(同119.3%増)となりました。

【化学品セグメント】

当セグメントでは、第2四半期の液化アンモニアの生産は前年同期に比べ増加し、電子材料用高純度ガスの生産も増加しました。

基礎化学品事業は、クロロプレンゴムは米国向け等輸出が堅調に推移し、アクリロニトリルは市況が上昇し、それぞれ増収となりました。液化アンモニアは小幅に増収となりました。情報電子化学品事業は、半導体・液晶業界の増産に伴い電子材料用高純度ガスの出荷が増加し増収となりました。機能性化学品事業は、国内自動車向け出荷増で増収となりました。産業ガス事業は小幅に減収となりました。

この結果、当セグメントの売上高は701億16百万円(前年同期比8.0%増)となり、営業利益は68億91百万円(同26.0%増)となりました。

【エレクトロニクスセグメント】

当セグメントでは、第2四半期のハードディスクの生産は、データセンター向け出荷増により前年同期に比べ増加しました。

ハードディスク事業はこれによる販売数量増により増収となりました。レアアース磁石合金・化合物半導体はそれぞれ出荷が増加し増収となりました。当期よりその他セグメントから移管したリチウムイオン電池材料事業は、中国向け出荷が第1四半期に減少したため減収となりました。

この結果、当セグメントの売上高は629億71百万円(前年同期比13.7%増)となり、営業利益は121億44百万円(同155.1%増)となりました。

【無機セグメント】

当セグメントでは、第2四半期の黒鉛電極の生産は、顧客である電炉鋼業界の改善基調を受け前年同期に比べ増加しました。

黒鉛電極事業は、電炉鋼業界の生産増に伴い出荷が上向き小幅増収となりました。セラミックス事業は、鉄鋼・電子材料向け出荷が増加し増収となりました。

この結果、当セグメントの売上高は265億85百万円(前年同期比6.8%増)となり、営業利益は1億43百万円(同44億93百万円増益)となりました。

【アルミニウムセグメント】

当セグメントでは、第2四半期のアルミ電解コンデンサー用高純度箔の生産は前年同期に比べ増加しました。

アルミ圧延品事業は家電・車載向けアルミ電解コンデンサー用高純度箔の出荷が増加し増収となりました。アルミ機能部材事業は鉄道車両向けおよびレーザービームプリンター向けの出荷増等により増収となりました。アルミ缶事業はハナキャン社(ベトナム)の数量増により増収となりました。

この結果、当セグメントの売上高は508億80百万円(前年同期比6.5%増)となり、営業利益は32億37百万円(同120.0%増)となりました。

【その他セグメント】

当セグメントでは、昭光通商株式会社は小幅増収となり、売上高は650億38百万円(前年同期比3.2%増)となりました。営業利益は昭光通商株式会社の減益等により70百万円(同78.5%減)となりました。なお、当期よりリチウムイオン電池材料事業はその他セグメントからエレクトロニクスセグメントに移管しております。

財務状況

(単位:億円)
総資産 前期末比
36
純資産 前期末比
64
自己資本比率 前期末比
0.8%
一株当たり純資産* 前期末比
212円60銭

*2016年7月1日付で普通株式につき10株を1株とする株式併合を行いました。一株当たり純資産については、前期の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、株式併合後の株式数を基に算出しております。

当第2四半期末の総資産は、営業債権、持分法適用会社への長期貸付金の減少等により前期末比35億63百万円減少し9,291億35百万円となりました。負債合計は、有利子負債、営業債務の減少等により前期末比99億30百万円減少の6,115億37百万円となりました。当第2四半期末の純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、前期末比63億67百万円増加の3,175億98百万円となりました。

キャッシュ・フローの状況

(単位:億円)
営業キャッシュ・フロー 前年同期比
220
投資キャッシュ・フロー 前年同期比
223
フリー・キャッシュ・フロー 前年同期比
443
財務キャッシュ・フロー 前年同期比
163
その他 前年同期比
37
現預金増減 前年同期比
317

当第2四半期における営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益が増加したこと等により、前年同期比219億99百万円の収入増加となり、429億65百万円の収入となりました。

当第2四半期における投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預入による支出の減少と払戻による収入の増加等により、前年同期比222億98百万円の支出減少となり、113億8百万円の支出となりました。

これにより、当第2四半期におけるフリー・キャッシュ・フローは、前年同期比442億96百万円の収入増加となり、316億57百万円の収入となりました。

当第2四半期における財務活動によるキャッシュ・フローは、有利子負債の削減を進めたこと等により、前年同期比162億78百万円の支出増加となり、162億9百万円の支出となりました。

この結果、当第2四半期末の現金及び現金同等物は、為替変動の影響等も含め、前期末比159億62百万円増加し、721億47百万円となりました。

経営成績

(単位:億円)
売上高 前年同期比
794
営業利益 前年同期比
305
経常利益 前年同期比
217
親会社株主に帰属する四半期純利益 前年同期比
119
一株当たり四半期純利益* 前年同期比
83円57銭

*2016年7月1日付で普通株式につき10株を1株とする株式併合を行いました。一株当たり四半期純利益については、前期の期首に当該株式併合が行われたと仮定し、株式併合後の株式数を基に算出しております。

当第3四半期(平成29年1月~9月)のわが国経済は、堅調な海外経済を背景に輸出が増加し、高水準の生産が続くとともに、好調な雇用環境を背景に個人消費も緩やかに持ち直すなど、景気は緩やかな回復基調が続きました。対米ドル円レートは安定的に推移し企業収益は改善しました。海外経済は、米国では景気の回復が続き、欧州も緩やかに回復しました。中国およびASEAN諸国では景気の持ち直しの動きが見られました。ロシア、ブラジル等の資源国・新興国は、景気は底を打ち改善が見られました。

石油化学業界においては、エチレンおよび誘導品の国内生産は、中国など東アジアの旺盛な需要を背景に高稼働が続きました。電子部品・材料業界はスマートフォン向けなど半導体の生産増に対応し、高水準の生産が続きました。

このような情勢下、当社グループは中期経営計画「Project 2020+」を平成28年より推進しております。当社グループの持続的成長に向け、「個性派事業」の拡大・強化を図るとともに、事業構造の変革を進め収益基盤の強靭化を推進し、企業価値の向上を図ってまいります。

当第3四半期の連結営業成績につきましては、売上高は、石油化学セグメントが製品市況の上昇に加え前年下期のサンアロマー株式会社の連結子会社化により大きく増収となり、エレクトロニクスセグメントはハードディスクの出荷増により増収となるなど、全てのセグメントが増収となり、総じて5,638億13百万円(前年同期比16.4%増)となりました。

営業利益は、石油化学セグメントは東アジアでの需給逼迫を背景に製品市況が改善し、エレクトロニクスセグメントはハードディスクの出荷増により、無機セグメントは黒鉛電極のコストダウン効果に加え数量の増加により、それぞれ大幅な増益となりました。化学品、アルミニウムの各セグメントも増益となり、総じて大幅増益となる559億44百万円(同119.6%増)となりました。

経常利益は、持分法適用会社であるインドネシア・ケミカル・アルミナ社(以下、ICA)に関して第2四半期に持分法による投資損失を計上したものの、大幅増益となる423億81百万円(同105.2%増)となりました。

親会社株主に帰属する四半期純利益は、第2四半期にICAに関する貸倒引当金繰入額等の特別損失を計上し、また法人税等も増加しましたが、総じて大幅増益となる234億37百万円(同103.1%増)となりました。

セグメント別状況

セグメント別売上高

(単位:億円)
石油化学 前年同期比
530
化学品 前年同期比
97
エレクトロニクス 前年同期比
85
無機 前年同期比
51
アルミニウム 前年同期比
48
その他 前年同期比
51

セグメント別営業利益

(単位:億円)
石油化学 前年同期比
107
化学品 前年同期比
16
エレクトロニクス 前年同期比
92
無機 前年同期比
74
アルミニウム 前年同期比
21
その他 前年同期比
1

【石油化学セグメント】

当セグメントでは、第3四半期のエチレンの生産は、コンビナート内誘導品プラントの定期修理が重なった前年同期に比べ増加しました。

オレフィン事業は、原料ナフサ価格の上昇や需要が堅調に推移したことを受け製品価格が上昇したことにより増収となりました。有機化学品事業は、酢酸ビニル等の出荷増と市況改善により増収となりました。また、前年下期よりサンアロマー株式会社を連結子会社としたことにより増収となりました。

この結果、当セグメントの売上高は1,831億57百万円(前年同期比40.7%増)となり、営業利益は241億5百万円(同80.4%増)となりました。

【化学品セグメント】

当セグメントでは、第3四半期の液化アンモニアの生産は前年同期に比べ小幅に増加し、電子材料用高純度ガスの生産も増加しました。

基礎化学品事業は、クロロプレンゴムは米国向け等輸出が堅調に推移し、アクリロニトリルは市況が上昇し、それぞれ増収となりました。液化アンモニアは小幅増収となりました。情報電子化学品事業は、半導体・液晶業界の増産に伴い電子材料用高純度ガスの出荷が増加し増収となりました。機能性化学品事業は、国内自動車向け出荷増で増収となりました。産業ガス事業は小幅に減収となりました。

この結果、当セグメントの売上高は1,085億20百万円(前年同期比9.8%増)となり、営業利益は113億12百万円(同16.1%増)となりました。

【エレクトロニクスセグメント】

当セグメントでは、第3四半期のハードディスクの生産は、データセンター向け出荷増により前年同期に比べ増加し、ハードディスク事業はこれにより増収となりました。

レアアース磁石合金・化合物半導体はそれぞれ出荷が増加し増収となりました。当期よりその他セグメントから移管したリチウムイオン電池材料事業は、中国向け出荷が第1四半期に減少したため減収となりました。

この結果、当セグメントの売上高は952億85百万円(前年同期比9.8%増)となり、営業利益は184億29百万円(同100.6%増)となりました。

【無機セグメント】

当セグメントでは、第3四半期の黒鉛電極の生産は、顧客である電炉鋼業界の改善基調を受け前年同期に比べ増加しました。

黒鉛電極事業は、電炉鋼業界の生産増に伴い出荷が増加するとともに、中国市場での価格上昇もあり増収となりました。セラミックス事業は、鉄鋼・電子材料向け出荷が増加し増収となりました。

この結果、当セグメントの売上高は425億81百万円(前年同期比13.5%増)となり、営業利益はコストダウン効果の顕現もあり23億99百万円(同74億22百万円増益)となりました。

【アルミニウムセグメント】

当セグメントでは、第3四半期のアルミ電解コンデンサー用高純度箔の生産は前年同期に比べ増加しました。

アルミ圧延品事業は家電・車載向けアルミ電解コンデンサー用高純度箔の出荷が増加し増収となりました。アルミ機能部材事業は大型押出品およびレーザービームプリンター向けの出荷増等により増収となりました。アルミ缶事業はハナキャン社(ベトナム)の数量増により増収となりました。

この結果、当セグメントの売上高は772億86百万円(前年同期比6.6%増)となり、営業利益は48億49百万円(同73.2%増)となりました。

【その他セグメント】

当セグメントでは、昭光通商株式会社は増収となり、売上高は980億66百万円(前年同期比5.5%増)となりました。営業利益は昭光通商株式会社の減益等により4億30百万円(同19.3%減)となりました。

財務状況

(単位:億円)
総資産 前期末比
324
純資産 前期末比
284
自己資本比率 前期末比
1.8%

当第3四半期末の総資産は、営業債権、現金及び預金等の増加により前期末比324億28百万円増加し9,651億26百万円となりました。負債合計は、有利子負債は減少しましたが営業債務の増加等により前期末比39億92百万円増加の6,254億59百万円となりました。当第3四半期末の純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加等により、前期末比284億37百万円増加の3,396億68百万円となりました。

関連情報

決算発表関連資料
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業績推移(財務分析ツール)
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連結業績・財務諸表
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前年度決算概要
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