
外断熱とは断熱材で建物をすっぽり包みこむこと。照りつける太陽や凍てつく風からコンクリートを守ります。日本特有の湿気もシャットアウト! ジメジメしないので気持ちよく暮らせるのです。
実は欧米では当たり前のように外断熱の建物がほとんど。逆に日本はコンクリートの内側に断熱材を施した内断熱が主流でした。外断熱は魅力いっぱい! きっと外断熱の建物の心地よさを感じてみたくなるでしょう。


例えば炎天下に放り出されたら誰だって暑くて、日焼けして、汗もかきます。長時間いるのは至難の業。でも日陰なら不快な思いをせずにすみます。
実はコンクリートも同じなんです。強い陽射しの下では、コンクリートが直に太陽熱を受けて熱くなり、冷房の効いた部屋との温度差から結露が発生してしまします。しかも結露はカビの元! どんどん殖えて健康に被害を及ぼします。
今まで日本で主流だった内断熱は炎天下にいるのと一緒! これではコンクリートも根を上げてしまいます。陽射しを遮った外断熱がグローバルスタンダードな理由はここにありました。



「寝るときにクーラーを消したけど起きたら暑くて汗びっしょり!」とか「部屋が寒くてベッドから出られない!」とか、そんな経験はありませんか? 快適に過ごすために1日中エアコンに頼ったままでは経済的にもよくありません。
では気温が変化してしまうのは何故?……それは建物が外気温に影響されているから。コンクリートは正直なので暑い時には熱く、寒い時には冷たくなってしまうのです。熱(冷気)を蓄える性質も持っています。だから外気温がコンクリートから浸透してジワジワと屋内にやってくるわけ。
外断熱ならRC(コンクリート)を断熱材でカバー! 外気温もシャットアウトして室温をキープしてくれます。エアコンをオフにして寝てももう大丈夫。目覚めが変わりますよ。


“地球温暖化”この言葉を耳にしてから随分の年月が経ちました。平均気温の上昇が地球に悪影響を及ぼすことは、誰もが周知のことでしょう。
建物の構造にも地球温暖化に関係があることはご存知でしたか? 内断熱構造のコンクリートは、日中は熱を吸収、夜間は放熱しています。よって夜中でも気温が下がらなくなってしまうのです。このことはヒートアイランド現象の一因とも言われています。
外断熱は太陽と建物の間に断熱材があります。ギラギラの太陽から建物を守るから熱を吸収しません! 室内の温度にコンクリートの蓄熱効果でエアコンは弱くても大丈夫。外断熱の建物が増えたら、エアコンの室外機から出る空気もすごく少なくなるかも。


エアコンなどの冷暖房器具はCO2を排出しています。室外機からも熱い空気が大気中に排出されています。使えば使うほど、その量はどんどん増えていくばかり。室内が快適な温度にならない限り、エアコンはフル活動なんです。
外断熱構法は建物の外側を断熱材で覆っているので冷暖房効果は抜群。エアコンに頼らずとも、お気に入りの室温をキープしてくれます。だからCO2をはじめとする温室効果ガスの排出を抑え、温暖化防止にも役立っているのです。