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ニュースリリース

植栽・屋上緑化工事等に袋ごと敷き詰める土壌改良材を開発

2004年4月12日
昭和電工株式会社
芙蓉パーライト株式会社

昭和電工株式会社(大橋光夫社長)の子会社である芙蓉パーライト株式会社(東京都中央区、海老原喜信社長)は、この度、雨水や地中の微生物等により短期間に自然溶解する生分解性の紙袋を採用したことにより、公園や屋上緑化等の土壌改良、植栽工事に袋ごと敷き詰めるだけで土壌改良の施工が可能となる、黒曜石パーライトの画期的新製品「スーパービーナス」を開発し、販売を開始いたしました。

従来品では作業者の防塵具装着、袋の開封、敷きならし、レーキによる掻きならし、等高・深度の測定、飛散防止の散水、養生のためのシート掛け、空袋の処理等多くの作業を必要としていましたが、「スーパービーナス」はこれらの作業が一切不要なため、施工者の作業効率アップ、コストダウンに大きく貢献する画期的な新製品です。
また、「スーパービーナス」は飛散しない、空袋処理が不要なことから、市街地等環境への配慮が必要な場所や、ビルの屋上等の強風下での作業にも最適です。

「スーパービーナス」は、植栽する樹木の種類に応じ、排水層の厚さを10cm(40リットル)、15cm(50リットル)に設定できる2種類の製品を取り揃えました。また、製品流失の心配がないことから、丘などを盛土・造成する際の軽量充填材としても使用できます。寒冷地では、下層路盤材としてご使用いただくことで、凍結防止の断熱材として効果を発揮いたします。

従来品の黒曜石パーライトは、長野県和田峠で産出される黒曜石を約1,000℃で焼成・発泡して製造され、「ビーナスライト」の商品名で1972年の発売以来、緑化資材(土壌改良材)として幅広く活用されております。「ビーナスライト」は、軽量、断熱、通気性・排水性、適度な保水性等の優れた特性を持つことから、地盤下層に敷き詰める、あるいは土壌に混合して施工することにより、土壌の通気性や排水性が高まり、樹木・芝生などの生育環境を改善する特長を有します。

「スーパービーナス」は昨秋の発売開始以来、諏訪大社参道の地盤改良工事(約500㎡)、荒川下水処理場の覆蓋緑化工事(20,000㎡)等に採用されたほか、各地の地盤・土壌改良工事でも多くの採用例があり、現在も多数の引き合いを頂いております。
芙蓉パーライトは、「スーパービーナス」「ビーナスライト」を中心とする緑化資材の売上高を、現在の年間3億円から3年後に6億円と倍増することを計画しております。

以上

(ご参考)

1.芙蓉パーライト株式会社

本社 中央区小伝馬町2-4
諏訪工場 長野県諏訪郡下諏訪町樋橋3041-1
資本金 130百万円
株主 昭和電工(株)60%、旭化成建材、大成建設、みずほコーポレート銀行等10社
営業品目 黒曜石パーライト(フヨ-ライト、ビーナスライト、スーパービーナス、ネットライト)及び関連製品オイルブロック、バチルアップなどの製造販売

2.黒曜石

黒曜石は天然ガラス質の岩石で火山岩の一種。主に珪素と酸素から組成される。先史時代は矢尻や刃物などに利用されていたことが知られている。

3.ビーナスライト

  • 長野県和田峠(海抜1,500m)産出の黒曜石を約1,000℃で焼成・発泡した無機質で比重0.1の超軽量礫状パーライト。
  • 断熱性・保温性と同時に耐火性(1,380℃)に優れ、粒度は粉末からこぶし大まで幅広く品揃えている。
  • 粒子は独立気泡体のため、表面に付着水はあっても粒芯に浸水せず半永久的に軽量性を保持する。
  • 土壌に混合すると排水と保水・通気の効果を両立させ、根腐れ防止効果がある。

4.スーパービーナス

上記「ビーナスライト」を生分解性の紙袋に詰めた新製品。袋に詰めたまま敷き詰めるだけで土壌改良の施工が可能となるため、施工者の作業効率を大幅にアップし、コストダウンにも貢献する画期的な新製品

5.ビーナスライトを使用した植栽工事実績(主なもの)

世界貿易センタービル (1972年) 国際展示場 (臨海副都心) (1995年)
京成電鉄上野駅屋上 (1975年) 長野Mウエーブ (1996年)
安田火災ビル (1976年) 新横浜駅前公園 (1997年)
東宮御所庭園 (1979年) 品川インターシティ (1998年)
朝日新聞東京本社ビル (1979年) 日光杉並木 (1999年)
東京ディズニーランド (1982年) 新潟万代島 (2000年)
アークヒルズ (1986年) 多摩ニュータウン (2001年)
葛西臨海公園 (1989年) 新津植物園 (2003年)
新宿新都庁ビル (1990年) 東京ドーム (1992年)

他多数