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ニュースリリース

半導体・液晶向け高純度アンモニア 台湾で増設

2004年10月14日

昭和電工株式会社(大橋光夫社長)は、半導体、液晶、LED用途に国内外で需要が急伸している高純度アンモニアに関して、今後の需要増大が見込まれる台湾に生産子会社を設立し、日本・台湾の2拠点体制を構築することにより供給能力を増強いたします。

高純度アンモニアは窒化ガリウム(GaN)系の発光ダイオード(LED)、レーザーデバイス(LD)、電子デバイス等の窒化源ガス、および半導体や液晶の窒化膜形成用ガスとして使用されております。
世界の高純度アンモニア需要は、日本、台湾、韓国における需要が増加することから、2004年の約3,000トンから2008年には約6,000トンに倍増する見込みです。需要用途別では、液晶向けは台湾・韓国を中心に年率20~25%、LED向けは日本・台湾を中心に年率10%以上の伸びを予測しております。

当社は、川崎事業所において年間約1,000トンの高純度アンモニアを生産しておりますが、半量以上を台湾向けに輸出しており、現在、台湾の高純度アンモニア市場で約50%のシェアを有しております。
当社は、液晶向けを中心とする台湾での高純度アンモニア需要増への対応として、本年10月、台北市に生産子会社「台湾昭和化学品製造股イ分有限公司(以下 新会社)」を設立予定です。新会社は、年産能力1,000トンの高純度アンモニア生産設備を建設し、2005年5月の営業運転を開始することで安定供給体制を構築いたします。  なお、新会社は昭和電工より、アンモニアの高純度化・精製技術および品質保証システムを導入し、川崎事業所と同等の製品品質および品質保証体制、技術・安全サービス体制を構築することにより、お客様へ質の高いサービスを提供し、本事業の競争力強化を図ります。

当社は、現在推進中の中期経営計画「プロジェクト・スプラウト」において、特殊ガス等の半導体プロセス材料事業を成長戦略事業と定め、経営資源を傾斜配分しております。当社は、半導体プロセス材料事業の売上高は現状の約200億円から2010年には約500億円に拡大すると見込んでおります。
なお、当社が川崎事業所で生産する年産約12万トンの液化アンモニアの約半分は、容器リサイクル法に基づいて家庭から排出される回収プラスチックを原料としております。

新会社の概要

1.社名 台湾昭和化学品製造股イ分有限公司
2.所在地 (本社) 台北市   (工場) 台南市
3.資本金 70百万台湾ドル (約228百万円)
4.出資比率 昭和電工(株) 80%
永聖貿易股イ分有限公司 10%
昭和特殊気体股イ分有限公司 10%
(ご参考)

永聖貿易股イ分有限公司、昭和特殊気体の概要

社名 永聖貿易股イ分有限公司 昭和特殊気体股イ分有限公司
本社所在地 台北市 台北市
資本金 231百万台湾ドル(約750M) 52百万台湾ドル(約170M)
設立 1988年4月 1995年10月
事業概要 化学品専門商社 特殊ガス、高純度薬品、廃ガス除害装置輸出入および再生処理

(注) 昭和特殊気体股イ分有限公司は、昭和電工51%・永聖貿易40%・トーメン9% が出資する台湾での化学品販売会社です。
お客様お問合せ先
ガス・化成品事業部ファイン製品部  044-329-0764