トップページ>ニュースリリース>2005>カーボンブラック事業の合弁解消について

ニュースリリース

カーボンブラック事業の合弁解消について

2005年9月21日

当社は、本日開催の取締役会において、カーボンブラック事業における米国のCabot Corporation(以下 キャボット社)との提携を解消することを決定し、合弁会社である昭和キャボット株式会社(以下 昭和キャボット社、当社の持分法適用関係会社)に関する合弁終了契約を締結いたしました。

1.合弁解消の理由

当社とキャボット社は、1978年7月以来、両社が出資する昭和キャボット社のもとで、主にカーボンブラックの製造・販売を行ってまいりました。
しかしながら当社は、本年を最終年とする「プロジェクト・スプラウト」において、成長戦略事業分野への集中的な投資を加速するとともに、事業の選択と集中を推進しており、こうした当社の戦略とカーボンブラック事業の更なる強化を進めるキャボット社の方針とが合致したことから、今般、両社は円満に合弁を解消することに合意いたしました。

2.合弁解消の方法

合弁解消は、当社が保有する昭和キャボット社全株式(1,800千株)を有償減資する方法によります。

3.昭和キャボット社の概要

(平成16年12月31日現在)
名称 本店所在地 昭和キャボット株式会社
本店所在地 東京都港区浜松町1-7-3
代表者 取締役社長  三村  猛
資本金 1,800百万円
総資産 12,902百万円
売上高 12,868百万円 (平成16年12月期)
株主 昭和電工株式会社 50%
Cabot International Capital Corporation* 50%
従業員数 128名
主な事業 カーボンブラックの製造・販売および輸出入
その他石油化学製品の製造販売および輸出入

*キャボット社の100%子会社

4.キャボット社の概要

(2004年9月30日現在)
名称 Cabot Corporation
本店所在地 Two Seaport Lane,Boston,MA,USA
代表者 Kennett F.Burnes
売上高 1,934,000千ドル (2004年9月期)
株主資本 1,191,000千ドル
主な事業 Specialty Chemicals

なお、合弁解消後、昭和キャボット社は「キャボットジャパン株式会社」に社名変更し、キャボット社の100%出資会社として運営されることとなります。

5.合弁解消の日程

平成17年 9月21日 合弁終了契約締結
平成17年11月 8日(予定) 合弁解消 (有償減資の実施)

6.当社業績への影響

本件合弁解消による、当社業績への影響は軽微です。

以上

(ご参考) 当社カーボンブラック事業の沿革
1961年 3月 昭和電工(株)がフィリップス ペトローリアム社(現 コノコフィリップス社)の技術を導入し、千葉事業所においてカーボンブラックの製造を開始
1964年11月 昭和電工(株)とフィリップス ペトローリアム社の折半出資で、エー・エー・ケミカル(株)を設立し、カーボンブラック事業を移管
1974年10月 フィリップスペトローリアム社との合弁を解消し、昭和電工(株)がエー・エー・ケミカル(株)の全株式を保有
1978年 7月 キャボット社に昭和電工(株)保有のエー・エー・ケミカル(株)株式40%を譲渡、社名を昭和キャボット(株)に変更
1988年 7月 キャボット社に昭和電工(株)保有の昭和キャボット(株)株式10%を追加譲渡
1988年10月 三井東圧化学(株)(現 三井化学(株))より、カーボンブラック事業を譲り受け