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ニュースリリース

液化アンモニアの価格改定について

2005年12月26日

昭和電工株式会社(高橋恭平社長)は、液化アンモニアの価格修正を下記のとおり行うことを決定し、この度お客様との交渉を開始いたしました。

1.価格修正の内容

① 価格改定幅

1) 液化アンモニア 船舶・貨車・ローリー 15円/Kg (平均20%アップ)
ボンベ 20円/Kg (    〃   )
2) アンモニア水(安水:アンモニア25%含有) 4円/Kg (    〃  )

② 実施時期

2005年12月9日出荷分より

2.価格改定の背景

当社は、主原料のナフサ価格が急騰したことから、本年7月に液化アンモニアの販売価格を改定いたしましたが、その後もナフサの価格は高騰*しております。
当社は、使用済みプラスチックのケミカルリサイクルを通じたアンモニア原料の多様化(2003年より)や、継続的コストダウンの実施によりコスト上昇の吸収に努めてまいりましたが、今般のナフサ価格の高騰は自助努力の範囲を超えており、お客様にその一部のご負担をお願いせざるを得ないとの結論に達しました。

*国産ナフサ価格 2005年4-6月 36,900円/Kℓ
2005年7-9月 39,100円/Kℓ
2005年10-12月 47,500円/Kℓ (見込み)

3.液化アンモニアの用途と需給

化アンモニアは、ナイロンやアクリロニトリル等の合成繊維原料、自動車部品等の金属表面処理(窒化膜形成)、火力発電所等の排煙に含有される窒素酸化物(NOx)還元用途等に幅広く使用されており、需要は増加しております。
このため、当社はアンモニアプラントのフル稼働を継続しておりますが、それを上回る出荷により、在庫水準は通年と比べて30%程度低下しております。 
一方、海外では、原料の天然ガス価格の高騰による採算の悪化により、アラスカやカナダのアンモニアプラントが相次いで停止し、世界的に需給はひっ迫しております。この影響によりアジア地区においても、当製品の市況価格は、本年7月の265$/tから、11月には415$/tへ急騰しております。
当社は、関東以北で唯一の液化アンモニアの生産・外販メーカーであり、船舶、鉄道貨車、ローリーによる大量輸送から、ボンベ(1t、 500Kg、50Kg)による小口販売まで、お客さまの様々なご要請にお応えできる供給体制を整備しております。当社は、液化アンモニア事業において、国内トップの約25%の販売シェアーを有しております。

以上

◆ お客様お問合せ先 :ガス・化成品部アンモニアグループ 044-329-0768