トップページ>ニュースリリース>2006>ペットボトルリサイクル製品「ショウワエコパイプ®」新発売

ニュースリリース

ペットボトルリサイクル製品「ショウワエコパイプ®」新発売

2006年7月25日

昭和電工株式会社
昭和電工建材株式会社

 昭和電工株式会社(社長:高橋 恭平)の連結子会社である昭和電工建材株式会社(本社:東京都港区、社長:小野 直、以下 昭和電工建材)は、世界で初めて使用済ペットボトルを原料とした住宅用排水・通気・換気パイプ「ショウワエコパイプ®」を開発し、7月より本格的に販売を開始いたしました。

 「ショウワエコパイプ®」は、使用済ペットボトルを細かく砕きフレーク状に加工したPET樹脂に特殊改質剤を混合した原料を高温で反応させた後、押出成形により製造されます。これまで、PET樹脂は、溶融時の粘度が低いことから押出成形が難しい素材であり、柔軟性・弾力性が硬質塩化ビニルに比べて劣ることから、パイプ製品には不向きであると言われていました。このたび昭和電工建材は昭和電工と共同で、改質剤の開発や成形方法の改良を行うことにより、これらの問題点を克服して製品化することに成功いたしました。

 本製品は環境低負荷型のリサイクル品であり、(財)日本環境協会よりエコマーク商品として認定されました。製造時の投入エネルギー量は、塩化ビニルから製造された硬質パイプと比較して約1/3と少なく、地球温暖化ガスである二酸化炭素排出量の削減に寄与いたします。

 本製品には、住宅建築用として一般的に利用されている硬質塩化ビニルパイプと比較して、次の特長があります。

  • 1.焼却処分する場合でも、塩素系の有害ガスを排出しない。
  • 2.衝撃強度は同等以上の強度を有し、特に低温環境下での優位性が高い。
  • 3.耐熱性に優れている。
  • 4.重量が約1割軽く、施工時の取り扱いが容易である。
  • 5.硬質塩化ビニルパイプと同様の簡便な方法で施工が可能である。(専用接着剤使用)

 

 2010年には「ショウワエコパイプ®」の売上高を30億円に引き上げるとともに、既存製品の耐火二層管「ケイプラ®」に、本製品「ショウワエコパイプ®」やマンション、ホテルで採用が進む低騒音排水システムなどの高付加価値製品を加えて、お客様のさまざまなニーズにお応えしてまいります。

以上

◆ お客様お問合せ先:
昭和電工建材(株) 建設資材営業部 03-5470-3254
◆ 報道機関お問合せ先:
昭和電工(株) IR・広報室  03-5470-3715

(ご参考)昭和電工建材株式会社 概要

本社所在地 東京都港区浜松町1-7-3
代表者 小野 直
設立年月 1977年12月1日
営業品目 (1)外壁材事業  (ラムダ®)
(2)湿式建材事業 (ハイモル®等)
(3)管工機材事業 (ケイプラ®等)
資本金 2億5,000万円
株主構成 昭和電工(株) 100%
売上高 91億円(2005年12月期)
〔1〕「ショウワエコパイプ®」形状

 

〔2〕衝撃強度比較


-20℃における衝撃強度

〔3〕耐熱性比較
ビカット軟化温度比較(5kg荷重)
当社測定値 JIS企画
ショウワエコパイプ® 硬質塩ビ 耐熱塩ビ 硬質塩ビ 耐熱塩ビ
102 83 111 76以上 95以上
単位:℃