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ニュースリリース

第6回グリーン・サステイナブル ケミストリー賞の経済産業大臣賞を受賞

2007年2月26日

-「固体ヘテロポリ酸触媒によるグリーンプロセスの開発」-

 昭和電工株式会社(社長:高橋 恭平)は、国立大学法人北海道大学大学院 奥原 敏夫教授、独立行政法人製品評価技術基盤機構 御園生 誠理事長(東京大学名誉教授)とともに、グリーン・サステイナブル ケミストリー(以下、GSC)ネットワークより、第6回GSC賞の経済産業大臣賞を授与されることが決定いたしました。

 GSCネットワークは、2000年3月に、化学系の学会・団体および国立研究所により設立された任意団体です。化学に関わるものが社会的責任を自覚し、化学技術の革新を通して、人と環境の健康・安全を目指し、持続可能な社会の実現に貢献していくことを目的とする世界的な活動(GSC活動)を推進・支援しています。GSCネットワークでは2001年度より、GSC活動に貢献した団体、個人へGSC賞を授与しています。このうち経済産業大臣賞は、産業技術の発展に貢献した業績に贈られるものです。

 受賞対象となったのは、「固体ヘテロポリ酸触媒によるグリーンプロセスの開発」です。今回開発した触媒は、中心にリンもしくはケイ素があり、その周囲を12個のタングステン酸化物が取り巻いた構造を有するヘテロポリ酸を活性成分としています。このヘテロポリ酸を化学的に安定な多孔体(担体)に載せて工業用酸触媒として用いているのは世界で初めてであり、極めてオリジナリティの高い触媒です。昭和電工では、世界に類を見ない独自の方法により、①エチレンと酢酸を原料として酢酸エチルを製造するプロセスおよび②エチレンを酸化して酢酸を製造するプロセスを開発し商業運転を行ってきましたが、今回、産学連携により改良した触媒と製造プロセスにより、従来に比べて製品の収率を増加させ、かつ触媒の寿命を飛躍的に伸ばすことに成功しました。今回の受賞は、これらの開発による、省資源・省エネルギー化への貢献が高く評価されたものです。

 なお、表彰式は、3月7日に都内にて行われる予定です。

以上

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