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ニュースリリース

2009年社長年頭挨拶要旨

2009年1月5日

代表取締役社長
高橋 恭平

●歴史的な変換点である今は、勝負の好機。時代の流れを読み取り、将来への布石を打とう

 今、世界は深刻な経済危機に直面していますが、単なる景気循環型の不況ではなく、次の50年への構造転換、即ちパラダイムシフトであると捉えなければなりません。この環境の激変に対応するため当社グループは、昨年末に終了予定であった中期経営計画「パッション」を2年延長し、収益構造の立て直しを図るとともに、「パッション」の基本路線である社会貢献企業の実現という目標に再挑戦します。2009年は当社設立70周年に当たる記念すべき節目の年です。創業者森矗昶の唱えた“不撓不屈”の精神を思い起こし、この苦境を打開するとともに、将来の成長に向けた準備をスピーディーに実行しなくてはなりません。

●将来に向けた技術開発の強化

 当社グループは、有機・無機・金属分野等の幅広い技術の蓄積を持つユニークな化学会社です。そしてこれらの技術を融合させて、社会のニーズに応える新たな価値を提供していくことが当社グループの使命です。グローバル化の進展により、多くの人々にテクノロジーの進歩の恩恵がもたらされる一方で、それを支える地球の環境・資源問題は年々深刻化しています。この問題を解決するために、当社グループは低環境負荷の生産技術・素材に関する技術開発に一層力を注ぐとともに、現在の環境問題を解決する技術開発や事業化にも取り組みます。

●成長・出口戦略の明確化による事業ポートフォリオの再編

 世界経済はこれまでの日米欧の先進国が中心の体制から中国やインドといった新興経済大国が加わり、より多極化・グローバル化した体制に移行していきます。世界同時不況のトンネルを抜けると、眼前には拡大著しい新興国市場があり、その市場で生き残るのは国際競争力に長けた企業です。
 当社がこの新たな世界で存在感を発揮してさらなる成長を果たすためには、現在のポートフォリオにおいて、成長育成する分野・抜本改革を要する分野・出口戦略を進める分野の明確化を図り、将来の成長への布石を打たなくてはなりません。

以上

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IR・広報室 03-5470-3235