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ニュースリリース

高付加価値製品開発について〔サンアロマー株式会社〕

昭和電工株式会社(社長:高橋 恭平)の持分法適用会社であるサンアロマー株式会社が、「高付加価値製品開発」についてプレスリリースを行いましたので、お知らせします。

2009年4月13日

サンアロマー株式会社

サンアロマー(株)の高付加価値製品開発について
~高付加価値ポリプロピレン「QUALEARTM:クオリアTM」※1、「サンアロマーR Vシリーズ」の上市~

サンアロマー株式会社(社長:ゴダード・フォン・イルゼマン)は、高付加価値製品拡充の主力製品となる、新プロセス技術によるポリプロピレン「商標登録申請中:クオリアTM」、及び新触媒によるポリプロピレン「商標:サンアロマーR Vシリーズ」の販売を開始することとしました。

“クオリアTM”は、ゴム含有量がブロックコポリマーに比べても極めて高く、高剛性・高衝撃性に優れている上に、従来のブロックコポリマーでは劣っていた透明性をランダムコポリマー並みにまで向上させることに成功しております。これにより特に食品包装分野・自動車分野向けで、多様化するお客様のニーズに応えることができ、例えば食品用途では、冷凍から電子レンジまで対応できる高透明容器を、この“クオリアTM” で新たに提案することができます。さらには、お客様の成型加工品での軽量化・減容化を図れるといった特長を保有しております。これらの性能は、2010年 4月までに既存設備の増強も含めて40~50億円の投資を大分工場に実施し、第3系列をライオンデルバセル社が特許を持つ、ゴム含有量の高いポリプロピレンが製造できるプロセスに改造することで可能となります。今後、2010年4月までは、ライオンデルバゼル社に生産を委託しながら国内での試験販売を行ない、大分工場での設備完成の数年後を目途に、年間4~5万トンの販売数量を目指します。

“サンアロマーR Vシリーズ”は、お客様の成型加工時における成型スピードのアップや外観不良率の低減による生産性の向上を可能にします。また、成型加工品を高剛性・薄肉化することを可能にしますので、製品の軽量化・減容化に対応できます。今後、従来の原材料からの低コスト化に寄与する新たな製品として、全分野への展開を図ってまいります。この“サンアロマーR Vシリーズ” は、ライオンデルバセル社の新世代触媒を既存設備に導入し製品の分子量分布をコントロールすることで可能となります。既に今年1月から一部の製品の試験販売を開始し、お客様から製品の薄肉化・他素材の配合比率削減などのコストダウンにつながる手段として好評を得ており、今後はホモ・ランダム・ブロックコポリマーの各グレードに広く展開をしてまいります。

当社は、2008年1月に会社のビジョンを改定し、”Different(iated)”※2を合言葉に、独自の特長・ノウハウを高めていくことによって、お客様に支持されるサプライヤーになることを戦略の中心に据えました。積極的な設備の改造や新世代触媒の導入、お客様との連携による新しい用途の開拓・付加価値の創造等により、汎用分野から高付加価値分野へのシフトを加速し、2012年までに総販売数量の25%を、新しい製品が占める構造に変革します。今回ご案内する2つの製品は、その戦略の中核を担う当社の新製品になります。

  • ※1QUALEARTM(クオリアTM)は、現在商標登録申請中です。
  • ※2Different(iated):今までと違うサンアロマー、他とも違うサンアロマーと云う意味を込めた標語。

以上

◆ 本件に関するお問い合わせ:
サンアロマー株式会社 企画管理本部 総務人事 / 内部統制 グループ (03-5781-5608)