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ニュースリリース

インドネシア・アルミナ工場を起工

2011年4月12日

 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、ケミカル用アルミナ(*)の生産をアンタム社と共同で行うことを昨年8月に決定しております。この4月11日にインドネシア西カリマンタン州タヤン地区のアルミナ工場建設予定地にて起工式が行われました。式典にはインドネシア中央政府(国営企業省、エネルギー鉱物資源省、工業省、投資調整庁など)、地方政府(西カリマンタン州など)の閣僚、知事を始めとした政府高官の方々など、多数の来賓の皆様にご出席をいただきました。

 アルミナはアルミニウム製錬の原料となるほか水質浄化剤・機能材料・エレクトロ二クス製品などの材料として使用されます。本事業は原料鉱石のボーキサイトの産地であるインドネシア西カリマンタン州に年30万トン能力のケミカル用アルミナ工場を建設するものです。

 当社はアルミナを生産する際に発生するボーキサイト残渣の海洋投入処分を2015年中に終了し、現在当社横浜事業所で行っているアルミナの生産から撤退することを既に決定しております。インドネシアで生産するアルミナは現在横浜事業所で生産している製品の代替として日本および海外のお客様に販売する予定です。また、今後需要の伸長が見込まれるインドネシア国内および周辺地域における水質浄化剤・耐火材用途向け等への販売を行う計画です。今後、本格的な工場建設に入り2014年1月に操業を開始する予定です。

 なお今回着工するアルミナ工場の運営はアンタム社が80%、当社が20%出資する合弁会社インドネシア・ケミカル・アルミナ社(ICA)が行います。工場建設などの投資は、当社およびアンタム社からのICAへの出資金に加え、JBIC 国際協力銀行からの融資およびJOGMEC  独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構の債務保証による銀行借入れにより実施することを予定しております。

 当社は長年にわたり横浜事業所においてアルミナの生産を行ってまいりました。今般、アルミナの生産をインドネシアに移管することにより、当社の長年の技術 蓄積を生かしつつ今後経済発展により市場の拡大が見込まれる東南アジア地区での供給体制を整え、当地区における需要の増加に対応してまいります。

(*)ケミカル用アルミナ:
アルミニウム製錬用途以外に使用されるアルミナおよび水酸化アルミニウムの総称
水質浄化剤や耐火物、研削材、建築材料、ICパッケージ、液晶ガラスの材料など幅広く産業分野に使用されています

【ご参考】

インドネシア・ケミカル・アルミナ社 概要

正式社名: P.T. INDONESIA CHEMICAL ALUMINA
日本語社名: インドネシア・ケミカル・アルミナ社
設立: 2007年2月
代表者: ヘンドラ サンティカ社長(Mr. Hendra Santika)
株主: アンタム社(80%)、昭和電工株式会社(20%)

アンタム社 概要

正式社名: PT. Antam Tbk
日本語社名: アンタム社
本社所在地: インドネシア ジャカルタ
設立: 1968年7月
代表者: アルウィン サー ルービス社長(Mr. Alwin Syah Loebis)
株主: インドネシア政府(65%) 他
事業内容: 金、ニッケル、ボーキサイト等鉱産物の採掘・加工・輸出

 


≪起工式写真≫

来賓のヒダヤット工業大臣に計画を説明するICAヘンドラ社長

以上

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