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ニュースリリース

高純度アルミ箔事業強化策を決定
-国内の生産能力を増強、中国で生産拠点を新設-

2011年8月2日

  昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、アルミ電解コンデンサーの主要材料である高純度アルミ箔の生産能力増強と中国拠点の新設を決定いたしました。現在の生産拠点である当社堺事業所の高純度アルミ精製能力および圧延能力の増強を実施するとともに、中国国内に最終加工を行う拠点を新設する計画です。堺事業所増強の完工は2013年末、中国拠点の稼動開始は2013年第2四半期を予定しています。

 堺事業所においては高純度アルミの精製能力増強と圧延工程の改造、焼鈍工程の設備追加等を行います。また、中国においては堺事業所より供給する圧延後の箔(仕上箔)の最終製品加工まで行い、中国国内のお客様に供給する計画です。

 これらの堺事業所と中国新拠点での生産設備増強により、当社はグループ全体の高純度アルミ箔製品の供給能力を現在の月産2000トンから2013年には3000トンまで順次増強してまいります。なお、これら一連の能力増強に関する投資額は約45憶円となる見込みです。

 アルミ電解コンデンサーは、液晶テレビ、エアコン、冷蔵庫、LED照明などの家電製品から、インバーター用省エネ製品、PCなどIT機器、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)向け自動車関連機器、さらに風力や太陽光といった新エネルギー分野にまで使用されています。さらに、中国をはじめとする新興国の経済発展による市場の拡大もあり、アルミ電解コンデンサーの需要は2015年まで年率約10%の成長が予想されています。特に、今後はEVやPHVなどのエコカー向けや風力や太陽光などの新エネルギー分野向けの高圧型電解コンデンサーが大きく伸びると見込まれております。

 アルミ電解コンデンサー用高純度アルミ箔は、日用品等で使用される一般のアルミ箔と異なり、純度99.99%の高純度アルミを圧延することにより生産されます。当社は現在、堺事業所において高純度アルミの精製から圧延、製品化までの一貫生産を行っております。
 今回能力を増強する生産設備は、自動車部品や新エネルギー分野向けに今後伸長が見込まれる高圧型電解コンデンサー用高純度アルミ箔に対応するものであり、今回の能力増強により、当社は低圧型に加え高圧型向けの高純度アルミ箔においても将来の需要拡大に対応した生産能力を保有いたします。 

 当社は高純度アルミ箔事業を基盤事業として位置づけ、当社の事業ドメインである「情報・電子」分野の主要製品として強化を図っています。特に本製品においては現地に生産拠点を設立することにより、今後拡大する中国市場における高圧型電解コンデンサー用高純度アルミ箔などの高性能品の需要拡大にタイムリーに対応いたします。


以上


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