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ニュースリリース

最高レベルの光触媒活性をもつ酸化チタンの開発に成功

2012年10月16日

   昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)の連結子会社昭和タイタニウム株式会社(富山県富山市 社長:海老沼 彰 以下、昭和タイタニウム)は、独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)のプロジェクトにおいて、紫外光応答型光触媒材料として最高レベルの活性を持つ酸化チタンの開発に成功いたしました。2013年内の量産化をめざし、現在、パイロット設備で量産試験を行っています。

   光触媒とは、光エネルギーにより特定の化学反応を加速する物質です。既に実用化されている光触媒である酸化チタンは、紫外光により強い酸化還元反応と超親水性を示します。強い酸化還元反応により有機物の汚れが分解されることや超親水性により水が膜状に広がることから、窓ガラスの曇り止め、外壁防汚のコート剤などの自然エネルギーを利用した環境浄化技術として、より広範な応用が期待されています。

   光触媒材料としての酸化チタンは、粒子が微細であるほど触媒活性が向上しますが、一般に、微細な酸化チタンは結晶に欠陥が生じやすく、光触媒としては光の利用効率が低下し、触媒活性が下がる点が問題となっていました。昭和タイタニウムでは、セラミックコンデンサー向けの超微粒子酸化チタンの製造技術である気相法を応用することにより、微細かつ欠陥が少ない十面体酸化チタンを開発しました。

   今後は、より効果の高い光触媒製品に本製品の展開を図るとともに、微細かつ欠陥が少ないという特長を活かし、新たな機能材料としての応用検討を進めてまいります。

   なお、本発表内容は10月25日に品川のコクヨホールにて開催のNEDO「循環社会構築型光触媒産業創成プロジェクト」成果報告会にて展示する予定です。

                                                   以上

 
今回、開発に成功した十面体酸化チタンの電子顕微鏡写真

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