CTOメッセージ

当社は、2016年より新中期経営計画『Project 2020+』を開始しました。本計画では、当社が有する多様な事業群の収益基盤の強靭化と個性派事業の拡大を進め、「インフラケミカルズ」、「エネルギー」、「移動・輸送」、「生活環境」、「情報電子」の5つの市場領域に対し、高付加価値の製品・サービスを通した、世界規模での社会貢献を目指します。

近年、お客様からの素材・部材製品への要求は多様化しており、幅広い技術と製品のすり合せが今後の競争力確保に欠かせないことからも、当社が持つ有機、無機、アルミに跨る技術及びそれを支える人材の多様性を活かす、絶好の機会であると捉えています。

そこで、当社の研究開発方針を「多様な個性派技術を鍛えてつなぎ、新たな価値を創造」としました。この基本方針のもと、当社が保有する多様な事業領域と、競争優位性のある要素技術である「中核技術」、当社が培ってきた世界トップレベルの技術である「戦略技術」を深化・融合させ、当社独自の特徴ある研究開発を進めます。

そのため、旧来の応用化学品研究所に、アルミ・無機を中心に新たに6つのロケーションを加えた融合製品開発研究所を2016年より発足させました。この新しい研究組織主導で一層の事業部・事業所間の連携を図り、保有素材の“マルチマテリアル化”により、多様なお客様のニーズに迅速かつ独創的に対応していきます。先端技術開発研究所では、戦略技術であるカーボン、触媒、薄膜の3つの技術をさらに深化させ、次世代の事業育成にも注力します。一方で、当社独自の事業や技術を軸とし、価値の早期具体化および最大化させるため、オープン・イノベーションやM&Aを積極的に活用し、パートナーとの連携を強めていきます。

当社は独自のソリューションをお客様に提供するとともに、次期成長事業の芽となる個性派技術の深化・融合に取り組むことにより、当社の研究開発をより一層世界で躍動させていきます。

常務執行役員
最高技術責任者(CTO)  田中 淳

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