大分コンビナートの取り組み

環境管理の取り組み

環境監視

大分コンビナートでは、排水・大気・臭気・騒音に関して、24時間常時監視を行っています。通常と異なる数値が検知された場合は、直ちに周辺パトロールや、各プラントからの報告で状況を確認し、必要な措置を行います。また、大気中に排出されるNOx(*)、SOx(*)、ばいじんなどはリアルタイムで測定し、これらのデータは大分市のテレメーターシステムに自動送信されています。

*NOx:有害大気汚染の指標。燃料や廃棄物燃焼時に空気中の窒素が酸化して発生する。光化学スモッグの原因になるといわれている。

*SOx:有害大気汚染の指標。硫黄を含む燃料を燃焼する場合に発生する。呼吸器系に影響があるとされている。

環境モニター制度

コンビナート近隣の方にコンビナートの環境面でお気付きになったどんな小さなことでも、遠慮なく情報をお寄せいただくことを目的とした制度です。20名の環境モニターの皆様と定期的に連絡をとり、コミュニケーションの充実を図っています。また、年に1度は環境モニター会議を開催し、直接ご意見をいただいています。これらの情報は大分コンビナートの環境管理に活用しています。

設備安全の取り組み

高圧ガス保安法に基づく認定保安検査実施者

写真:認定保安検査を実施している様子

 認定保安検査を実施している様子

大分コンビナートは、高圧ガス保安法に基づく認定保安検査実施者として自主保安責務を果たし、2003年以来継続して経済産業大臣より認定を受けており、現在では4年間施設を停止することなく、自らが保安検査を行う資格をいただいております。この認定制度は、保安防災上重要な運転管理、設備管理、保安防災管理の各レベルが優良であると認められた事業者に、自らの設備の保安検査等を行う資格を認めるものです。認定保安検査実施者は、都道府県知事に代わり自ら検査できる体制、能力が備わっているか、運転を停止することなく保安検査を行うことができるかを定期的に経済産業省や高圧ガス保安協会による書類審査及び現地調査によって総合的に厳しく審査されます。大分コンビナートは、2020年にその認定継続のための審査を受け、2021年1月15日付で経済産業大臣より継続認定をいただきました。

保安防災の取り組み

緊急対応訓練

写真:大容量泡放射システム 搬送・放水訓練の様子

大分県防災組織との合同訓練
 

コンビナート地区における「事故・災害」を想定し、職場ごとの日常的な防災訓練に加え、大分石油化学コンビナート全体で総合防災訓練を行っています。総合防災訓練では、行政機関と連携した訓練も実施しています。

設備の地震対策

写真:浮き屋根式ナフサタンク

浮き屋根式ナフサタンク

大分コンビナートでは、過去に国内各地で発生した大地震を契機とし、浮き屋根式タンクのスロッシング(*)対策を含む設備の耐震対策を積極的に実施しています。

既に法律で定められている対応は完了しており、2016年4月16日の「熊本・大分地震」において、大分県中部で「震度5弱」、コンビナートでも「加速度72.80Gal」を観測しましたが、各プラントの設備、生産活動への影響はなく、ナフサタンクの破損や、浮き屋根上への内容物の漏えいなどのトラブルは発生していません。

*スロッシング:液体容器に振動を加えた場合に、内部の液体が揺動する現象。

津波対策

東日本大震災では3m超の浸水によりタンク流出等の被害が発生していますが、3m未満ではほとんど被害が発生しませんでした。南海トラフ地震による津波が発生した場合、大分石油化学コンビナートで想定されている浸水の深さ、大部分が2m未満のため、タンクに大きな被害が出る可能性は低いと予想されています。また事業継続の観点から、電気設備など重要機器が津波によって浸水しないよう周囲に防潮堤を設置しました。人命に関しては、津波避難場所を定め、最寄りの避難場所に避難できるよう場内各所に表示を行うなどの取り組みを進めています。

津波浸水想定
(大分市津波・地震ハザードマップ②より)

避難場所の表示

地域とのコミュニケーション

アルミ缶リサイクル活動

写真:コンビナート見学会の様子

 

昭和電工グループ全社員参加でアルミ缶のリサイクル活動に取り組んでいます。集められたアルミ缶は昭和電工が買い上げ、その売却益をチャリティとして地域の福祉団体・施設に寄付しています。

 

地域貢献(スポーツ振興)活動

写真:RC地域対話ミニ集会の様子

 

大分スポーツ公園内施設のネーミングライツ取得に伴う、地域貢献・スポーツ振興事業(パートナーシップ事業)の一環として、2020年11月、「昭和電工MATCH」が昭和電工ドーム大分で開催されました。マスクの完全着用やアルコール消毒、検温など新型コロナウィルス感染防止対策も万全に行われ、コロナ禍でありながら来場者数は9,820名となりました。
当社グループでは、「社会貢献企業」の実現を目指し、CSR(企業の社会的責任)を果たすべく、さまざまな取り組みを進めています。当社はこれからも大分トリニータを応援し、大分県の地域貢献・スポーツ振興に寄与してまいります。

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