大分コンビナートの取り組み

環境管理の取り組み

環境監視

大分コンビナートでは、排水・大気・臭気・騒音に関して、24時間常時監視を行っています。通常と異なる数値が検知された場合は、直ちに周辺パトロールや、各プラントからの報告で状況を確認し、必要な措置を行います。また、大気中に排出されるNOx(*)、SOx(*)、ばいじんなどはリアルタイムで測定し、これらのデータは大分市のテレメーターシステムに自動送信されています。

*NOx:有害大気汚染の指標。燃料や廃棄物燃焼時に空気中の窒素が酸化して発生する。光化学スモッグの原因になるといわれている。

*SOx:有害大気汚染の指標。硫黄を含む燃料を燃焼する場合に発生する。呼吸器系に影響があるとされている。

環境モニター制度

コンビナート近隣の方にコンビナートの環境面でお気付きになったどんな小さなことでも、遠慮なく情報をお寄せいただくことを目的とした制度です。13名の環境モニターの皆様と定期的に連絡をとり、コミュニケーションの充実を図っています。また、年に1度は環境モニター会議を開催し、直接ご意見をいただいています。これらの情報は大分コンビナートの環境管理に活用しています。

設備安全の取り組み

高圧ガス保安法に基づく認定保安検査実施者認定

写真:認定保安検査を実施している様子

認定保安検査を実施している様子

大分コンビナートは、高圧ガス保安法に基づく認定保安検査実施者として、経済産業大臣より1992年より2年連続、2003年より4年連続運転の認定を受けており、施設を停止させることなく自らが保安検査を行うことができます。この認定制度は、保安防災上重要な運転管理、設備管理、保安防災管理の各レベルが優良であると認められた事業者に、自らの設備の保安検査等を行う資格を認めるものです。

認定保安検査実施者に認定されるには、経済産業省や高圧ガス保安協会による書類審査及び現地調査を受けなければなりません。認定保安実施者は、都道府県知事に代わり自ら検査できる体制、能力が備わっているか、運転を停止することなく保安検査を行うことができるかを総合的に厳しく審査されます。大分コンビナートは経済産業省より2003年に認定保安検査実施者として認定されて以来、継続認定を受けており、保安管理レベルの高さが認められています。

保安防災の取り組み

緊急対応訓練

写真:大容量泡放射システム 搬送・放水訓練の様子

大容量泡放射システム
搬送・放水訓練の様子

コンビナート地区における「事故・災害」を想定し、職場ごとの日常的な防災訓練に加え、大分石油化学コンビナート全体で総合防災訓練を行っています。総合防災訓練では、行政機関と連携した訓練も実施しています。

設備の地震対策

写真:浮き屋根式ナフサタンク

浮き屋根式ナフサタンク

大分コンビナートでは、過去に国内各地で発生した大地震を契機とし、浮き屋根式タンクのスロッシング(*)対策を含む設備の耐震対策を積極的に実施しています。

既に法律で定められている対応は完了しており、2016年4月16日の「熊本・大分地震」において、大分県中部で「震度5弱」、コンビナートでも「加速度72.80Gal」を観測しましたが、各プラントの設備、生産活動への影響はなく、ナフサタンクの破損や、浮き屋根上への内容物の漏えいなどのトラブルは発生していません。

*スロッシング:液体容器に振動を加えた場合に、内部の液体が揺動する現象。

津波対策

東日本大震災では3m超の浸水によりタンク流出等の被害が発生していますが、3m未満ではほとんど被害が発生しませんでした。南海トラフ地震による津波が発生した場合、大分石油化学コンビナートで想定されている浸水の深さ、大部分が2m未満のため、タンクに大きな被害が出る可能性は低いと予想されています。

写真:津波浸水想定<br /> (大分市津波・地震ハザードマップ②より)

津波浸水想定(大分市津波・地震ハザードマップ②より)

写真:避難場所の表示

避難場所の表示

地域とのコミュニケーション

コンビナート見学会の開催

写真:コンビナート見学会の様子

コンビナート見学会の様子

コンビナートおよびコンビナートの事業についてご理解を深めていただくために、地域の皆さまを対象に見学会を開催しています。

2018年は6月と11月にコンビナート見学会を開催し、合計79名にご来場いただきました。

RC地域対話の開催

写真:RC地域対話ミニ集会の様子

RC地域対話の様子

安全に対する活動の内容や環境に関わるデータについて、近隣地域の皆さまと意見交換を行い、地域と企業のつながりを深め、共生していくための活動として、1997年以降継続して開催しています。RC地域対話とRC地域対話ミニ集会は隔年ごとに開催しており、2018年2月はRC地域対話を開催しました。地域の方を中心に176名にご参加いただき、活発な意見交換が行われました。

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