人材戦略

基本的な考え方・方針

企業理念であるパーパスとバリューに基づき、社会課題の解決のために、お客さまやさまざまなステークホルダーの皆さまと、共感・共鳴で自律的に繋がり、共創を通して、創造的に課題を解決する「共創型人材の創出」「企業文化の醸成」こそが、人材戦略の根幹であり、当社の価値の源泉であると考えています。従業員一人ひとりが、自分にあったキャリアを通して、成長実感を得ることができる組織を目指します。

方針と推進体制

レゾナックグループのグローバル全従業員が一つの目標に向けて一体となるために、最も大切にすべき指針は企業理念(パーパスとバリュー)です。不確実性の高い時代にあって、従業員一人ひとりが、会社の、自分自身の存在意義や志を見失わないようにするために、カルチャーコミュニケーション部門によりパーパス・バリューの認知・促進、実体化・自分ごと化、自走・仕組み化を推進します。また、企業理念を体現するためには、多様性の確保と、その多様性を集合知にしていくことが必須です。ダイバーシティ&インクルージョン部隊も同部門に統合し、企業文化の醸成全体をリードします。更に、経営陣が全社最適視点でリーダーを育成するため、次世代のリーダー候補を可視化し、戦略的なジョブローテーション等を通じて人材の競争力を高める体制の強化や、事業部門のトップマネジメントとともに各事業のさまざまな挑戦と成長を人と組織の側面から可能にする、人事ビジネスパートナーの体制強化も図っていきます。

戦略

パーパス・バリューの実践による持続的な企業価値の向上を目指す当社の人材戦略は、4つの人材マテリアリティから構成されています。サステナビリティ重要課題「自律的・創造的な人材の活躍と文化醸成」と事業戦略に連動しているこの4つの人材マテリアリティを核に、長期では共創型人材を生む組織作り、短中期では共創型人材が機能性化学メーカーとして事業成長を実現するための施策を進めていきます。

Human Resource Strategies

 

  • *1 2023年はエレクトロニクス事業(半導体材料)の開発部門、CTO、CDOを対象組織に選定
  • *2 重要ポジションとはCXOおよび事業トップの直属部下の組織長を指す

レゾナックの人的資本経営モデル

2030年の目指す姿に向け、新たな「機能」を提供する「共創型人材」を育成しています。 レゾナックの人材戦略は、「共創型人材」の創出であり、 企業・事業戦略と人材戦略を合致させることが、レゾナックの人的資本経営です。