消費者の安全衛生

品質保証

品質保証・品質管理レベルの向上のため、次のような取り組みを実施しました。

1.製品安全管理

お客様に当社グループの製品を安全に安心して使用していただくため、化学物質総合管理システムにより、化学品の安全性情報や法規制情報の一元化管理体制を構築し、安全データシート(SDS)*¹、製品ラベル、イエローカード*²などにより、お客様に最新の安全性情報を適切に提供しています。また、全製品のリスク評価実施に加え、お客様に新規に製品を提供する「サンプル出荷」や「上市」では、リスクベースの考え方に基づいて出荷・上市の可否を判断する審査体制を構築しています。
2019年は、安全性情報の収集から提供に関する業務フローの最適化を推し進め、お客様への情報提供に漏れがない体制を構築し、運用しました。
なお、製品の情報やラベリングについては、ラベル作成のガイドラインに沿ったチェックをしており、過去に表示に関連する法への処罰、警告の対象となった規制違反はありません。

  • *1安全データシート(SDS)…化学品の名称、取り扱い・保管上の注意事項、応急処置などを記載した書面で、化学品の供給者から顧客に渡される資料
  • *2イエローカード…日本化学工業協会が推奨している、国内道路輸送において製品別に事故時における措置、連絡通報事項等を明記した書面

2.品質マネジメントシステム(品質管理の仕組み)

当社グループでは、それぞれの製品や組織に適した品質マネジメントシステムを構築し、ISO9001やIATF16949などの国際規格の認証を取得しています。これらの国際規格の改訂に伴い、移行期限である2018年までに、移行作業を完了させました。移行の機会を利用して品質マネジメントシステムを強化し、さらなる製品およびサービスの品質向上に努めています。

3.現場力の強化

当社グループの品質保証・品質管理のレベルアップのため、「現場力(現場で働く人の力量や意識)の強化」を掲げ、品質保証担当部門のあるべき姿を明確にした上で、現状の事業部・事業所、グループ会社のレベルを確認し、計画的にレベルアップするための活動を実施しています。また、業務の効率化に加えて、品質不正防止やヒューマンエラー対策を目的とした検査システムの自動化への取り組みを進めています。

4.品質診断の実施

本社品質保証室は、事業部・事業所、グループ会社の強みおよび弱点を明確化し共有することを目的に各部署に赴き、品質診断を毎年実施しています。
2019年は、常に同じ品質の製品を製造する能力(工程能力)の向上、品質リスクの抽出と低減、現場力強化などの観点から課題を抽出し、改善につなげました。2020年は品質リスク診断と呼称を変え、リスクベースの予防について重点的に診断を実施しています。

今後に向けて

顧客体験価値(CX)の最大化を加味した、2025年の品質保証・品質管理・製品安全のあるべき姿を策定し、品質保証・品質管理規程の全面改訂を実行中です。より一層の安全・安心な製品・サービス・製造業を超えたソリューションの提供を目指します。

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