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有効利用が求められる使用済プラスチック
使用済プラスチックのリサイクル
プラスチックごみは家庭ごみの総排出量のうち約19%を占めています。*
2017年の使用済プラスチックの総排出量は約903万トンにおよび、そのうち、燃料(サーマルリサイクル)や原料(マテリアルリサイクル)で大半がリサイクル処理されていますが、残りの130万トン弱は旧来からの焼却や埋立などによって最終処分されています。
プラスチックは私たちの生活に欠かせない素材ですが、石油など限られた資源からつくられています。そのため他の資源と同じように、リサイクル技術の開発が進められてきました。
なかでも、プラスチックの細かい分別が不要なケミカルリサイクルは、次世代のすぐれた処理法として期待を集めています。
*「平成29年度 検査年報」(仙台市公式ホームページ)より
フロー図
*ケミカルリサイクル:
熱や圧力を加えて、化学反応により組成変換後、再生利用すること。油化、ガス化、高炉原料。
*材料リサイクル:
プラスチック製品の原料として再び使用するリサイクルのこと。
*サーマルリサイクル:
廃棄物から熱エネルギーを回収すること。固形燃料、廃棄物発電、熱利用焼却。
*四捨五入による数値の不一致は存在します。
(一社)プラスチック循環利用協会資料より作成
エコマーク認定
プラスチック製容器包装リサイクルによる
アンモニア製造プロセス
15504001
昭和電工川崎事業所

 先ごろ、昭和電工のアンモニア製造プロセスが、製造プロセスとして世界初のエコマーク認定を取得しました。
 これまでエコマークは、環境負荷が少なく、環境保全に役立つ商品・サービスに対して認定されており、製造プロセスは認定対象に含まれていませんでした。2015年6月に「プラスチック製容器包装のリサイクルによるアンモニア製造プロセス」の認定基準が初めて制定され、その第一号となったのが昭和電工のプロセスです。この製造プロセスは、工業製品であるアンモニア製造のために一般家庭で分別された廃棄物を原料としていることが大きな特長であり、現在、液化アンモニア「エコアン®」の水素原料における使用済みプラスチック利用比率は65%まで上昇しています。今回のエコマーク認定をきっかけに、昭和電工の資源循環の取組みをより広く認識してもらうことが期待されます。

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