研究開発計画

中期経営計画『The TOP 2021』においては、2021年までの3年間で710億円の研究開発投資を計画しています。既存事業の強化に引き続き取り組むとともに、次世代に貢献するパイプラインの創出に重点を置いた施策を進めます。

1.新規事業パイプラインの創出

新規事業パイプラインを創出するために、7つの事業領域に対応した10の技術領域に研究開発資源を集中します。

そのための打ち手として、①先進的な技術トレンドを調査する技術マーケティングにより新規テーマの設定を行う技術調査活動、②コーポレートと複数の事業部が連携して知見を結集し、開発対象製品のソリューションを提案する事業間連携、③アイデア公募制度の運用などに取り組みます。また、オープン・イノベーションやM&Aを積極的に活用し、社外から技術を導入することによるテーマ探索にも取り組みます。

2.融合製品開発研究所の機能拡大

写真:融合製品開発研究所の機能拡大

融合製品開発研究所の機能拡大

融合製品開発研究所では従来、有機・高分子・アルミ・無機といった技術を相互に融合させることによって新しい製品の開発を行ってきており、様々な製品開発につなげてきました。一方、昨年まで先端技術開発研究所で行ってきた研究テーマは、R&Dステージが変化して成果が期待できるようになったため、融合製品開発研究所内で取り組みを進めます。このことにより融合製品開発研究所では新たに、電池・カーボン・薄膜などの技術も融合することができる体制となったことで、さらなる発展を目指します。
分析物性センターと計算科学・情報センターも融合製品開発研究所と一体運営することになり、研究開発の迅速な成果顕現に貢献していきます。

3.複合施設「融合の舞台」

写真:融合製品開発研究所の機能拡大

複合施設「融合の舞台」

The TOP 2021のコンセプトを具現化する拠点として、複合施設「融合の舞台」を新設し、社内外の深化・融合・導入を加速します。「融合の舞台」の役割は、①将来社会的に重要となりえる製品・技術の探索、実用化に向けた研究、②電子材料関連技術の高度化によるSociety5.0実現への貢献、③AI を融合した開発手法の創出であり、融合製品の研究開発に分析技術や計算科学といった機能を組み合わせることで、新しい価値の創造活動を行います。同施設の供用開始は2022年春を予定しています。

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