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化学物質管理に関する取り組みで日本化学工業協会の「JIPS賞大賞」を初受賞

2022年3月30日

 昭和電工株式会社(社長:髙橋秀仁)は、(一社)日本化学工業協会(日化協)より2021年度JIPS賞大賞を受賞しました。JIPS賞は、化学品管理の自主活動のひとつである「安全性要約書(GSS)*1」の公開について、顕著な取り組みを行なった会員企業を日化協が表彰する制度です。

 JIPS(Japan Initiative Product Stewardship)とは、国際化学工業協会協議会*2が公表した国際的な化学品管理戦略であるGPS(Global Product Strategy)の日本版と位置付けられています。各企業が自社で製造する化学製品のリスク評価を自主的に行い、リスクベースでの適正な管理*3を実施するとともに、その安全性、リスクと管理方法に関する情報をGSS等により公開することを通じて、サプライチェーン全体での化学品のリスクを最小限にすることを目指している活動です。GPSおよびJIPSいずれも自主活動ではあるものの、世界各国の化学工業会がその実施を国際的に約束しており、実質的な世界基準となっています。

 当社でも従来から、当社製品の安全な使用と取り扱いに関する情報をステークホルダーの皆さまに提供してきました。2020年には化学品管理・評価センターを発足させ、当社製品により高い信頼を寄せていただけるよう製品情報を公開するための体制を強化し、GSSの作成に積極的に取り組んでまいりました。この結果、当社はGSSの登録件数が大幅に増加したことが評価され、この度の受賞となりました。

 今後も当社グループでは、積極的にGSSを作成するとともに、すでに作成したGSSについても、ステークホルダーの皆さまの使いやすさを考慮し改良するなど、製品安全に関する情報を公開して製品価値の向上に努めてまいります。

  • *1)安全性要約書(GSS):Global Product Strategy(GPS)/JIPS Safety Summary
    自社で製造販売する化学品に関する GPS/JIPS検討結果(リスク評価結果等)をわかりやすい書式でまとめたもの。物質の概要や特性、用途、人や環境への影響、推奨するリスク管理措置、緊急連絡先等が記載されている。
  • *2)国際化学工業協会協議会(International Council of Chemical Associations)
    1989年に設立された日米欧を含む世界の主要な化学業界団体で構成された組織で、日本からは日本化学工業協会が加盟している。
  • *3)リスクベースでの管理
    化学物質のハザード(有害性などの化学物質固有の特性)とばく露量(人や動植物が化学物質にさらされる量)の両面を考慮してリスクを評価し、そうしたリスクを最小化するために管理を行うこと。

以上


写真:JIPS賞大賞を受賞したリスク評価チームのメンバー

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